みなさんは、自分の人生を生きていますか?自分の人生の主人公は自分ですか?
こんな問いを投げかけられると、ドキッとしますね。
むかし瑞巌(ずいがん)というお坊さんがいました。毎日自分に向かって「主人
公!」と呼びかけては、自分で「は〜い」と返事をしていました。
「ちゃんと目を覚ましているか」
「は〜い」
「人にだまされないようにな」
「はい、は〜い」
と毎日ひとり言を言っていたそうです。
とても和やかなエピソードですね。ですが、少し我が身に置きかえて考えてみる
と、ハッとさせられます。
私たちもうっかりすると、ボーッとして時代や世間に流されてしまいがちです。
また、巧妙な言葉や「それがいまの常識です」なんて言葉を鵜呑みにしてしまいが
ちです。自らが自分の人生の主人公として、毎日を過ごしたいものです。
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